就職氷河期世代を対象とした試験 ~2024年度は就職氷河期世代支援プログラムの最終年度です~

みなこ_博士 人事院より「2024年度国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)」の実施予定が発表されました。
この選考試験は、政府の掲げる「就職氷河期世代支援プログラム」の一環として実施されます。
2020年度から3年間を「第一ステージ」、2023年度から2年間を「第二ステージ」とし、毎年150人以上という採用目標が掲げられました。
過去4年間で727人という目標を上回る合格者が発表され、2024年度は最終年度となります。

職歴がない、あるいは少ないといった外形で不採用とすることなく、応募者個人の適性や能力、資質、公務に対する意欲等を細かくみた上で判断するよう採用方針が定められています。
採用後も、各省庁において公務に円滑に取り組めるよう研修機会が設けられます。

初年度は申込倍率55.0倍と高倍率でしたが、その後30倍前後に低下し、受験倍率では20倍前後となっています。
基礎能力試験の平均点も公表されており、こちらも2020年度が最も高く、2年目以降は4~5点低下しています。
基礎能力試験は高卒程度の問題が出題されますが、直近3年間は、同日実施の海上保安大学校、気象大学校との共通問題が大半で、若干易しい問題も出題されました。
高倍率ではありますが、一般的な公務員試験に比べ、対策しやすい試験といえます。


※人事院ホームページ(国家公務員試験採用情報NAVI)中途採用者選考試験(就職氷河期世代)情報より「試験実施状況」「平均点等」を加工して作成
https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/senkou/hyougaki.html
※申込者数…事務、技術、刑務官、入国警備官の合計(入国警備官は2020年度のみ実施)
※申込倍率=申込者数÷最終合格者数
※受験倍率=1次受験者数÷最終合格者数(2020年度の1次受験者数は非公表)

都道府県、政令指定都市、特別区、市町村においても、多くの自治体で同世代を対象とした試験が実施されます。
試験日程は自治体により異なりますので、併願することでチャンスを広げることも可能です。
受験を迷っている方は、貴重な機会を逃さないようご検討ください。

※都道府県・政令指定都市、特別区の全試験区分の合計数より集計(実務教育出版調べ)
※申込倍率=申込者数÷最終合格者数
※受験倍率=1次受験者数÷最終合格者数

→ [人事院] 2024年度 国家公務員 中途採用者選考試験(就職氷河期世代)
→ [総務省] 地方公共団体における就職氷河期世代支援を目的とした職員採用試験の実施状況
→ 令和6年度 都道府県・政令指定都市等 試験日程一覧(3/6現在 小社調べ)
→ 令和5年度 市役所一般事務(一般行政)試験日程一覧(1/26現在 小社調べ)
※令和6年度情報未発表の自治体が多いため、令和5年度分を参考にしてください


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