2026年度より国家総合職試験(大卒程度)「教養区分」が年に2回実施されます!
人事院より、国家総合職試験(大卒程度)「教養区分」が2026年度より現在の秋に加えて春にも実施することが発表されました。
この「教養区分」は専攻分野にとらわれない広範な見識を有する学生や外国の大学の卒業者など多様で有為な人材確保に資するよう、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視した試験区分です。
19歳の春(大学2年生になる春)から受験可能で、文系・理系の専門試験が課されない試験です。
また、試験内容も見直しを行い、以下のように変更される予定です。
●基礎能力試験
【変更後】
Ⅰ部:知能分野24題(文章理解10題、判断・数的推理(資料解釈を含む。)14題)+時事・情報6題【計30題】
Ⅱ部:知識分野20題(自然・人文・社会)
【現在】
Ⅰ部:知能分野24題(文章理解10題、判断・数的推理(資料解釈を含む。)14題)
Ⅱ部:知識分野30題(自然・人文・社会(時事を含む。)、情報)
●総合論文試験
【変更後】
幅広い教養や専門的知識を土台とした総合的な判断力、思考力についての、論文試験 1題
【現在】
Ⅰ:政策の企画立案の基礎となる教養・哲学的な考え方に関するもの 1題
Ⅱ:具体的な政策課題に関するもの 1題
詳しくは人事院ホームページをご覧ください。
人事院 総合職試験(大卒程度試験)「教養区分」の年2回実施について