独学で挑戦する公務員試験 〜勉強法と対策のまとめ〜
![]()
公務員試験は、正しい情報と適切な教材があれば独学でも合格を狙えます。ただし、やみくもに勉強を始めると遠回りになることもあるでしょう。
そこで、この記事では、受験先の選び方からスケジュールの立て方、過去問の活用法、論文・面接対策まで、独学で合格するための具体的なステップとおすすめの教材をご紹介します。
公務員試験は独学でも合格できる?
情報収集と過去問演習がポイント!
![]()
公務員試験を独学で合格するには、正確な情報収集と過去問演習が重要です。この2点を押さえれば、予備校に通う受験生との差を十分に埋められるでしょう。
独学の落とし穴は情報不足?信頼できるソースを持とう
予備校生は講師から試験の最新動向や出題傾向を直接聞けますが、独学ではその機会がありません。
試験日程の変更や時事問題のトレンドなど、ネット検索だけでは正確な情報を拾いきれないケースもあるでしょう。
そのため、独学派は「信頼できる情報源」を確保しておく必要があります。公式サイトや情報誌など、信頼性の高い情報源を味方につけておきましょう。
過去問は「分析データ」として使い倒そう
公務員試験対策において、過去問は「どの分野から何問出るか」「どんな形式で問われるか」を知るための分析ツールとして活用するのがポイントです。
例えば『合格の500/350シリーズ』のような、解説・分析が充実した過去問集を使えば、頻出テーマや出題パターンを知ることができます。漫然と解くのではなく、データとして読み解く姿勢が合格への近道になるでしょう。
公務員試験独学の【ステップ1】
受験する職種の試験内容を確認
公務員試験独学の第一ステップは、受験先の確認です。国家公務員か地方公務員か、さらにその中でもどの職種を目指すかによって対策の方向性が変わってきます。
まずは「受験する試験」を決めよう!
公務員試験は受験先によって試験科目や科目別の出題数などが異なるため、まずは「どの試験を受けるか」をはっきりさせ、学習計画を立てましょう。
|
区分 |
主な試験 |
|
国家公務員 |
国家総合職、国家一般職、専門職(国税専門官・労働基準監督官など)、裁判所事務官など |
|
地方公務員 |
都道府県・政令指定都市(地方上級)、市区町村など |
■併願について
試験日程が重ならなければ併願も可能です。勉強を進めるうちに志望先が変わることもあるため、最初から1つに絞り込む必要はありません。ただし、学習の軸がブレないよう「第一志望はここ」という目安だけは持っておくとよいでしょう。
最近のトレンド「SPI・新教養」枠もチェック!
近年、民間企業の採用試験で使われる「SPI」などを導入する自治体が増えています。
従来の教養試験とは異なる形式ですが、国家一般職や地方上級の対策をしていれば、基礎的な計算力や読解力は身についているため、ゼロから対策する必要はありません。
志望先がSPI枠を実施している場合は、問題形式に慣れるため問題集や模擬試験などを数回解いておくことをおすすめします。
公務員試験独学の【ステップ2】
正しい最新情報を手に入れる
公務員試験の独学でネックになりやすいのは、情報の格差にあります。予備校に通っていれば自然と入ってくる試験情報も、独学では自分で取りに行かねばならないため、情報の取得方法や注意点を把握しておきましょう。
ネット検索のみは危ない?情報の鮮度にも注意しよう
インターネット上には公務員試験に関する情報があふれていますが、数年前の古いデータがそのまま残っているケースも少なくありません。
試験日程や出題傾向は年度によって変わる可能性があるため、古い情報を鵜呑みにするのは危険です。
検索結果の上位やAI検索による内容が正確かつ最新情報とは限りません。記事の更新日や出典を確認し、必ず最新年度の正しい情報を参照するようにしましょう。
独学の情報不足を解消!『受験ジャーナル』を活用しよう
独学派にとって、正確な最新情報を得られる場は限られています。
対策として活用したいのが、公務員試験情報誌『受験ジャーナル』です。
試験ごとの傾向分析、時事対策、合格体験記などの情報がまとめられており、プロの分析データを味方につけられます。情報収集に時間をかけすぎず、勉強時間を確保するためにも、こうした専門誌の活用を検討してみてください。
公務員試験独学の【ステップ3】
学習スケジュールを立てる
国家一般職や地方上級(専門科目あり)の合格には、一般的に1,000〜1,500時間程度の学習時間が必要と言われています。時間を確保するには、試験日から逆算したスケジュール管理が欠かせません。
▼スケジュール作成のポイント
⚫︎試験日までの残り日数を計算する
⚫︎「いつまでに基礎を終えるか」を決める
⚫︎「いつから過去問演習に入るか」の目安を立てる
漠然と勉強するよりも具体的な目標を設定するほうが、モチベーションを維持しやすくなります。
公務員試験独学の【ステップ4】
過去問を解いて合格力を底上げする
ステップ4では、過去問を使った学習法と、仕上げに活用したい過去問集をご紹介します。
過去問演習は合格に必要不可欠
公務員試験は「過去問に始まり過去問に終わる」と言われるほど、過去問演習は合否を分けるポイントです。
多くの公務員試験は「5つの選択肢から1つを選ぶ(5肢択一式)」形式で実施されます。
この形式は似たような問題が繰り返し出題される傾向があるため、テキストを読み込むよりも多くの過去問を解いてパターンを覚えるほうが効率的に点数を伸ばせます。
志望先別の傾向を攻略!『合格の500/350シリーズ』で総仕上げ
限られた時間のなかで最大限の効果を出すには、自分の受ける試験に特化した演習が必要です。
『合格の500/350シリーズ』は受験先ごとに頻出問題がまとまっており、的を絞った対策が行えます。
⚫︎国家一般職・地方上級・市役所など、受験先ごとに頻出問題を厳選
⚫︎志望先に合わせた無駄のない演習が可能
⚫︎本番レベルの問題量を体感できる
独学の総仕上げとして、このシリーズで「合格力」を底上げしましょう。
公務員試験を独学で合格するための論文・面接対策
![]()
筆記試験の対策と並行して、2次試験(人物試験)の準備も少しずつ進めておきましょう。
▼論文対策
いきなり白紙から書くのはハードルが高いため、論文試験対策本などに掲載されている模範解答の構成を書き写し、型を覚えることから始めるのがおすすめです。時事ネタのストックも意識しておくと本番でも落ち着いて取り組めます。
▼面接対策
面接の練習には、大学のキャリアセンターやハローワークなど、無料で模擬面接を実施している場所を積極的に利用しましょう。また、面接の台本となる面接カードの作り込みも重要です。
公務員試験を独学で攻略! 自分に合った教材で第一歩を踏み出そう
![]()
公務員試験は独学でも決して不利ではありません。大切なのは、合格に必要な情報源と演習量を正しいツールで補うことです。
公務員試験は準備期間が長い試験のため「1日でも早く始めた人」が有利になります。
「何から手を付けよう?」と悩んでいる方は、まずは自分に合った過去問集と情報誌を手に取ってみてください。